お電話1本で気軽に相談!まずはお問い合わせください

10:00〜17:00 土/日を除く

【2025年〜2026年】パソコンの「メモリ高騰」はいつまで続く?値上げ時代に損をしない、賢いPCの選び方

【2025年〜2026年】パソコンの「メモリ高騰」はいつまで続く?値上げ時代に損をしない、賢いPCの選び方

「最近、パソコンの値段が高くなっている気がする」 「セールの時期のはずなのに、ちっとも安くなっていない」

もしそう感じているなら、その感覚は正解です。2025年後半現在、パソコン市場では静かに、しかし確実に「部品の値上がり」が始まっています。特に影響が大きいのが、パソコンの基礎体力ともいえる「メモリ」と「SSD」です。

この値上がり傾向はいつまで続くのか? 2026年に向けて私たちはどう動くべきなのか? 最新の市場動向を整理しながら、値上げ時代でも家計を守れる「リスクを先読みした選び方」について解説します。

1. いま何が起きている? 値上がりの犯人は「AI」

まずは現状(2025年後半)の整理から始めましょう。家電量販店の店頭やネットショップの価格推移を見ると、メモリ(DRAM)やSSD(NAND)の価格が一段階切り上がっていることに気づきます。特に大容量モデルの値上がりが顕著で、数週間単位で価格が変動することもしばしばです。

単なる一時的な在庫不足ではありません。背景にあるのは、世界的な「生成AIブーム」です。

AIを動かすための巨大なデータセンターには、超高性能なメモリと、膨大なデータを保存するストレージが不可欠です。部品メーカー各社は、利益率の高い「AIサーバー向け」の製造を最優先にしています。その結果、私たちが使う「一般パソコン向け」の部品が後回しにされ、世界的に品薄になり、価格が押し上げられているのです。

この流れは2025年内だけで終わるものではなく、2026年に向けてさらに加速すると見られています。

2. 2026年の予測:パソコンは「10%」高くなる?

では、来年はどうなるのでしょうか。国内の市場調査(MM総研など)によると、2025年はWindows 10のサポート終了特需などで、パソコンの出荷台数が過去最大規模に膨らみました。

2026年はその反動で台数は落ち着くでしょう。しかし、「値段」は下がるどころか、上がる可能性が高いのです。主要部品の高騰を織り込む形で、パソコン本体の価格が10%以上上昇するという予測も出ています。

3. “中身”の基準が変わる。「実質値上げ」の正体

さらに厄介なのが、「標準スペックの底上げ」です。これまでは「メモリ8GB」が安価なモデルの定番でしたが、AI機能の搭載が当たり前になるこれからは、「16GB」が最低ラインになりつつあります。

つまり、「同じものが高くなる」だけでなく、「高いものしか選べなくなる」。結果として、今までなら10万円で買えていたクラスのノートPCが、11〜12万円出さないと手に入らなくなるのが、2026年の現実です。

4. 盲点。「新品が高い」は「修理代も高い」を意味する

ここが見落としがちな重要ポイントです。メモリやSSD、液晶パネルといった部品の値上がりは、新品を買うときだけの話ではありません。いま使っているパソコンが壊れたときの「修理費」にも直撃します。

部品代が上がれば、当然、修理の見積もり額も上がります。

SSDの交換修理

以前は2〜3万円で直せたものが、3〜4万円〜へ。

メモリの故障

交換費用が数千円〜1万円単位で上乗せ。

基板の故障

部品高騰の影響をもろに受け、買い替え並みの金額に。

もし2026年にパソコンが壊れたら、「修理するにも高すぎるし、新品に買い替えるにも高すぎる」という二重苦に陥るリスクがあります。「壊れたらその時考えればいい」という楽観的なスタンスが、今まで以上に通用しにくい環境になっているのです。

5. 「今すぐ買うべき人」と「様子見でいい人」

この状況下で、いつ動くのが正解なのでしょうか。ご自身の状況に合わせて判断してみてください。

▼ 今すぐ動いたほうがいい人

現在、メモリ4GB〜8GBのPCを使っていて「遅い」と感じている。Web会議やAIツールを使う機会が増え、動作に余裕がない。まだWindows 10を使っており、ネットに繋ぐ必要がある。「次の1台は、増設なしで5年以上長く使いたい」と考えている。

これらに当てはまるなら、「今のうちに」確保するのが合理的です。同じ予算で買えるスペックが目減りしてしまう前に、十分な性能(メモリ16GB以上・SSD 512GB以上)を手に入れておきましょう。

▼ 様子見でもいい人

既にメモリ16GB以上の比較的新しいPCを持っている。今の動作に全く不満がない。用途がメールとWeb閲覧だけで、買い替えを2027年以降に先送りできる。

この場合は無理に動く必要はありません。ただし、万が一故障した際の修理費が高騰しているリスクだけは頭に入れておいてください。

6. 賢い自衛策。「買って終わり」にせず「固定費」にする

値上げ時代に損をしないための鉄則。それは「最初に投資して、将来の不確実な出費を消す」ことです。具体的には2つのステップで選びます。

1. 最初から「長く戦える構成」で買う

ケチって低スペックなものを買うと、後から増設したり買い直したりして、結局高くつきます。狙い目は「メモリ16GB(できれば32GB)」「SSD 512GB以上」。そして今後数年の標準となる「Wi-Fi 6E」「USB-C給電」に対応したモデルを選びましょう。

2. 修理費のリスクを「仕組み」でゼロにする

これから修理相場がどう上がるか誰にも読めません。だからこそ、「修理費がかからない仕組み」をセットで手に入れるのが最強の防衛策です。

ここで選択肢になるのが、リングローの再生PC「R∞PC(アールピーシー)」です。R∞PCは、企業で使われていた良質なパソコンを整備し、最新のWindows 11を入れて再生したモデルですが、最大の特徴は「無期限の無料保証」がついていることです。

部品代が高騰しても0円

メモリやSSDがいくら値上がりしても、修理費は無料。

自分のミスもカバー

水をこぼしたり落としたりしても、原則無料で修理(往復送料も0円)。

一般的な新品の延長保証(数年で終了・自然故障のみ)とは違い、「ユーザー側の修理コストを無期限にゼロで固定できる」のが強みです。初期費用を抑えつつ、将来のインフレリスクを完全に遮断できるため、2026年の相場環境と非常に相性が良い選び方と言えます。

7. まとめ

最後にポイントを振り返ります。市場環境はAI需要により、メモリ・SSDは上昇トレンドにあります。2026年はPC本体価格もさらに上がる可能性が高い。部品高騰は「修理費」の値上がりにも直結します。対策は、今のうちに実用スペックを確保し、「無期限保証」で将来の出費を封じることです。

「いくらで買うか(イニシャルコスト)」の値札比較も大切ですが、これからは「買った後にいくら掛かるか(ランニングコスト)」を重視してみてください。相場がどう動こうとも「壊れても0円」という安心感を持っておく。それが、値上げ時代を賢く乗り切るための近道です。

R∞PCダイレクトでチェック!

ブログに戻る