【法人10台導入】新品・リース・中古再生PC、どれが一番お得?「隠れコスト」まで含めた総額シミュレーション
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「部署のパソコンを10台まとめて入れ替えたい」そう考えたとき、見積書の「本体価格」や「月額リース料」だけを見て決めていませんか?
実は、法人PCの導入で最も痛い目を見るのは、導入後の「運用コスト」です。10台あれば、確率的に必ず故障が出ます。 そのたびに発生する修理代、送料、そして担当者が対応に追われる時間……。これらを計算に入れないと、 「安く導入したはずが、結果的に一番高くついた」という事態になりかねません。
この記事では、「新品購入」「リース」「中古再生PC(保証付き)」の3パターンで、3年・5年使った場合のトータルコストをシミュレーションします。 単価8万円の「ハイスペックな再生PC」を採用した場合でも、どれだけ差が出るのかを数字で可視化し、判断材料を整理します。
1. 比較の前提条件(同じ土俵で比べる)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 導入台数 | 10台 |
| スペック | 事務・受付業務で快適に使える標準クラス(Core i5 / メモリ16GB / SSD想定) |
| 故障率 | 10台運用で「年に2回」トラブルが発生すると仮定 |
| 社内工数 | トラブル対応1回につき2時間、時給3,000円で換算 |
比較する3つの選択肢
| 選択肢 | 内容 |
|---|---|
| 新品購入 | 新品を一括購入し、延長保証を付ける |
| リース契約 | 月額リースで導入し、保守込みの契約を想定する |
| 無期限保証付再生PC(R∞PC) | 無期限保証が付いた高品質な再生品(1台8万円)を一括購入 |
2. 【3年間の総額比較】実は「新品」と「リース」は僅差?
| 項目 | 新品購入(延長保証あり) | リース契約(保守込み) | 中古再生PC(R∞PC) |
|---|---|---|---|
| 初期費用 / 支払 | 120,000円 × 10台 = 1,200,000円 | 月額4,200円 × 10台 × 36ヶ月 = 1,512,000円 | 80,000円 × 10台 = 800,000円 |
| 保証(費用) | 15,000円 × 10台 = 150,000円 | 保守込み(0円想定) | 本体価格に含む想定(0円) |
| 故障対応費 | 0円(保証内想定) | 0円(保守内想定) | 0円(無期限保証) |
| 社内対応工数 | 6回 × 2時間 × 3,000円 = 36,000円 | 36,000円 | 36,000円 |
| 【3年総額】 | 1,386,000円 | 1,548,000円 | 836,000円 |
3年時点の結論
新品とリースは総額140〜150万円台で競っていますが、中古再生PCは単価を8万円に設定しても総額80万円台で収まります。 新品購入と比べても約55万円(約40%)のコスト削減です。 「中古は壊れたら修理費がかかる」という懸念も、無期限保証(修理費0円)が付くモデルを選べば追加コストのブレが出にくくなります。
3. 【5年間の総額比較】差はさらに広がる
次に5年運用です。トラブルは年2回なので、5年で10回の想定です。5年になると本来は「途中で一部更新が必要」「バッテリーや周辺機器の寿命」など話が増えますが、ここでは比較のために“同じ枠組みで単純化”します。
| 選択肢 | 5年総額(例) | どうしてそうなるか |
|---|---|---|
| 新品購入 | 1,410,000円 | 初期一括が中心で、月額が積み上がらない |
| リース契約 | 2,580,000円 | 月額×台数×期間がそのまま増える |
| 中古再生PC(R∞PC) | 860,000円 | 初期費用が中心で、修理費が変動しにくい前提 |
5年になると、リースは「月額×60か月」が効いて総額が大きくなります。リースはキャッシュフローを平準化できる反面、長く使うほど総額は上に寄りやすい構造です。
4. 金額以外の「見えないコスト」で勝負が決まる
見積金額だけでなく、現場の担当者が疲弊しないかどうかも重要です。ここは「支払い」ではなく「運用」の質が差になります。
新品購入の落とし穴:「保証の切れ目」
メーカー保証は通常1年、延長しても3〜5年です。保証が切れた瞬間に故障すると、1回数万円の修理費が発生し、 さらに「修理見積もり→稟議」という社内事務コストも乗ります。費用も手間も、その場の判断になります。
リースの落とし穴:「契約の縛り」
「部署が縮小したので3台返したい」と思っても、途中解約は原則できません。また、返却時に傷や欠品があるとペナルティ(精算金)が出るケースもあり、 撤退コストが見えにくい点が難所です。
中古再生PC(R∞PC)の強み:「管理の楽さ」
| 観点 | 内容 |
|---|---|
| 窓口の一本化 | 「困ったらここ」という連絡先が1つだけ。 |
| 修理費・送料0円 | 稟議書を書きにくい小額判断や、突発コストのブレが減る。 |
| 過失対応 | 水をこぼした、落としたといった事故も保証対象(※条件は提供元規定による)。 |
8万円という単価は中古としては安価帯ではありませんが、「使えるスペック」と「無期限の安心」をセットで持てるため、 運用中のストレスを低く抑えられます。
5. 10台導入時の賢い判断基準
最新CPUが必要で「新品で揃えること」に意味がある業務なら、新品購入が筋が通ります。その場合、リースより一括購入+延長保証のほうが総額は抑えやすい、というのが今回の置き方です。
一方で、初期費用を極力出したくない、資産計上を避けたい、という事情が強いならリースが選択肢になります。ただし長期運用は総額が上がりやすいので、契約期間を短くする、入替前提を明確にするなど“使い方の設計”が必要です。
性能は妥協せず、導入後の突発コストと対応負担を下げたいなら、保証付きの再生PCは合理的です。再生PCの弱点は「保証が弱いと途端に不利になる」ことなので、ここは“保証込みで比較する”のがポイントになります。
まとめ:価格表を追うより「総コスト」で決める
10台のPC導入で重要なのは、導入時の安さ(イニシャルコスト)だけではありません。故障時の修理費や対応工数まで含めた 「総コスト(トータルコスト)」を低く抑えることです。
| 選択肢 | ポイント |
|---|---|
| 新品・リース | 運用中にコストが変動しやすい(保証切れ・契約縛り・撤退コストなど)。 |
| R∞PC | 導入費が抑えられ、運用中のコスト変動を小さくできる(無期限保証の前提)。 |
「8万円でしっかりしたPCを導入し、その後の修理費はずっと0円」という設計なら、コスト削減と現場の安心を同時に狙えます。 まずは、8万円帯でどんなスペックが選べるかを確認するところから始めるのが現実的です。
- 本シミュレーションは2026年2月時点の市場価格と、一般的な人件費モデル(時給3,000円換算)に基づく概算です。
- 新品価格やリース料率は、メーカー、契約条件、導入時期、企業の与信状況により変動します。
- 中古再生PC(R∞PC)の価格は在庫状況やスペックにより異なります。最新の価格は公式サイトをご確認ください。
- 削減効果を保証するものではありません。導入の際は必ず正式なお見積りにて比較検討をお願いいたします。