ノートパソコンをモニター化する方法|HDMI接続できる?サブモニター化の手順を解説
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ノートパソコンをモニター化する方法|HDMI接続できる?サブモニター化の手順を解説
「手元に余っているノートパソコンを、メインPCのサブモニターにしたい」「HDMIケーブルで繋げば映るはずだよね?」そう考えてケーブルを挿してみたものの、何も起きずに困ってこの記事にたどり着いた方が多いのではないでしょうか。パソコン専門店の店長として、まず最初にお伝えしなければならない「残酷な事実」があります。
【結論】ノートパソコン同士をHDMIケーブルで繋いでも、モニター代わりにはなりません。
理由は、ノートパソコンのHDMI端子が「出力専用」だからです。しかし、諦める必要はありません。「ワイヤレスディスプレイ機能」「HDMIキャプチャボード」「専用アプリ」の3つの方法を使えば、今あるノートPCをサブモニター化することは可能です。
この記事では、それぞれの具体的な手順と、仕事で使うならどれが一番ストレスがないのか、プロの視点で正直にお話しします。
1.HDMIケーブルだけでノートパソコンをモニター化できない理由
多くの人が「HDMIで繋げばいい」と誤解してしまうのは、テレビや据え置きモニターのイメージがあるからです。しかし、ノートパソコンの構造は根本的に異なります。
- 据え置きモニター:「映像信号を受け取る(入力)」ための端子がある
- ノートパソコン:「外に映像を出す(出力)」ための端子しかない
つまり、ノートPCのHDMI端子は「一方通行の出口」なのです。出口同士をケーブルで結んでも、映像は流れません。有線で繋ぎたい場合は、後述する「HDMIキャプチャ」という特殊な道具が必要になります。
2.ノートパソコンをサブモニター化する3つの方法【比較表】
あなたのPC環境や、かけられる予算に合わせて最適な方法を選んでください。
| 方法 | 接続タイプ | メリット | デメリット | おすすめ度 |
|---|---|---|---|---|
| ① ワイヤレス接続 | 無線(Wi-Fi) | 完全無料。設定のみ。 | 遅延・カクつきが出やすい。 | ★★★☆☆ |
| ② HDMIキャプチャ | 有線(USB変換) | 比較的安定している。 | 別途機器(2,000円〜)が必要。 | ★★★★☆ |
| ③ 専用アプリ | 無線/有線 | 古いPCやタブレットも可。 | インストールが必要。設定が煩雑。 | ★★☆☆☆ |
方法①:Windowsのワイヤレスディスプレイ機能(無料)
Windows 10やWindows 11には、標準で「他のPCの画面を受け取る」機能が備わっています。同じWi-Fiに繋がっていれば、設定だけで使えます。
【手順】
- モニターにしたいPCで「設定」>「システム」>「このPCへのプロジェクション」を開く。
- 「ワイヤレスディスプレイ」機能が未インストールの場合は追加する。
- メインPCで「Windowsキー + K」を押し、表示されたサブPCの名前を選択する。

注意点:便利ですが、マウスの動きに「コンマ数秒の遅れ」がどうしても発生します。Excelの数字入力や、ゆったりした調べ物なら耐えられますが、デザイン作業や動画編集にはストレスが溜まるかもしれません。
方法②:有線で繋ぎたいなら「HDMIキャプチャ」
「どうしても有線で繋いで遅延を抑えたい」という場合の唯一の正解が、HDMIキャプチャボードを使う方法です。

これは、メインPCから出たHDMI信号を「USBカメラの映像」のように変換してサブPCに取り込む仕組みです。サブPC側で「カメラアプリ」を立ち上げると、そこにメインPCの画面が映し出されます。有線なのでワイヤレスよりは安定しますが、これも「モニター直結」ほどの滑らかさはありません。また、2,000円〜5,000円程度の出費が必要になります。
3.「毎日仕事で使う」なら、モバイルモニターが圧倒的に正解
ここまで紹介した方法は、あくまで「今あるもので何とかする」ための裏技に過ぎません。
正直に申し上げます。私も色々と試しましたが、仕事で毎日使うなら、ノートPCを無理やりモニター化するより「モバイルモニター」を買った方が100倍快適です。
GREEN HOUSE 15.6型モバイルディスプレイ
「設定が面倒」「動きがカクつく」といったストレスから解放される、最も現実的な解決策です。ケーブル1本挿すだけで、そこはもうプロ仕様の二画面環境。
- USB-C一本で即接続(遅延ゼロ)
- 厚さ12mm、重さ750gで持ち運びも自由
- ブルーライトカット搭載で目に優しい
4.古いノートPCをモニター代わりにするより「サブ機」にする選択肢
もし、あなたがモニターにしようとしているPCが「古すぎて、立ち上がるのも遅い」という状態なら、それを無理にモニターにするのは時間の無駄かもしれません。
最近は、3〜4万円も出せば、今のメインPCに引けを取らないほどサクサク動く「高性能な中古PC」が手に入ります。モニターとしてではなく、並行して別の作業(動画視聴、メール確認など)をする「サブ機」として使うほうが、結果的に生産性は上がります。
私たちリングローが提供するリユースPC「R∞PC(アールピーシー)」なら、業界初の無期限保証がついているので、中古でも安心して使い倒せます。
5.ノートパソコンのモニター化に関するよくある質問(FAQ)
Q. ノートパソコン同士をHDMIでつなげば、片方をモニターにできますか?
A. 基本的にはできません。多くのノートパソコンのHDMI端子は出力専用で、映像入力に対応していないためです。前述のワイヤレス接続や、HDMIキャプチャボードを使う方法を検討してください。
Q. Windows 11でもノートPCをサブモニター化できますか?
A. はい、可能です。設定>システム>このPCへのプロジェクションから設定できます。機能が入っていない場合は「オプション機能」から追加してください。
Q. 有線で繋ぐ一番簡単な方法は何ですか?
A. 市販の「HDMIキャプチャボード」を購入し、サブPCのUSB端子に挿すのが最も確実で簡単な有線化の方法です。
Q. MacBookをWindowsのモニターとして使えますか?
A. Windows標準機能ではできません。「spacedesk」や「Duet Display」といったサードパーティー製のアプリが必要になります。

佐藤 鴻地(R∞PCダイレクト 店長)
中古PCの再生に携わって20年以上。お客様から「HDMIで繋いだけど映らない」というご相談をいただくたびに、この複雑な仕組みをもっと分かりやすく伝えたいと考えてきました。道具を無理に使うより、目的に合った道具を選ぶお手伝いをいたします。