Windows 11 アップグレード方法とPC選び完全ガイド
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「Windows 10 から 11 に上げたいが、自分のPCで大丈夫?」「作業は何時間かかる?」「むしろ買い替えが早い?」——そんな疑問にまとめて答える総合ガイドです。システム要件、事前準備、実際の手順、詰まったときの対処、使い続ける/買い替えるの判断軸、そしてR∞PCダイレクトでの“失敗しない選び方”まで、一気に整理します。
1. まず押さえておきたい基本
Windows 11 は 2021年10月に正式公開された最新OSで、条件を満たす Windows 10 PC は無償アップグレードが可能です。スタートメニューやタスクバーの刷新、画面分割を楽にする「スナップレイアウト」、そしてTPM2.0やセキュアブートなどセキュリティ要件の強化が特徴です。
アップグレードすべきかどうかは、今後もそのPCを数年使うか、セキュリティを最新に保ちたいか、新UIの生産性メリットを享受したいかで判断できます。反対に、発売から7年以上の古い機種や、仕事で必須の古いソフト/周辺機器の対応が未確認なら慎重に。まずは要件チェックから始めましょう。
2. アップグレード前の確認と準備
2-1. システム要件(要点だけ)
- CPU:64ビット、1GHz以上・2コア以上
- メモリ:4GB以上(実用は8GB以上)
- ストレージ:空き64GB以上(SSD推奨)
- ファームウェア:UEFI+セキュアブート有効
- TPM:2.0 必須
- グラフィックス:DirectX 12 / WDDM 2.0
- ディスプレイ:9インチ以上・1280×720 以上
ひとつでも満たさないと正式には不可です。
2-2. 自分のPCが対応かを確かめる
最短はMicrosoft公式「PC 正常性チェック」。インストール後に「今すぐチェック」を押すだけで、要件の可否が表示されます。BIOS/UEFI で TPM 2.0 とセキュアブートが有効かも確認しておくと確実です。型番+「Windows 11」「TPM 2.0」での検索も手がかりになります。
2-3. 事前バックアップ
アップグレードでデータは通常残りますが、外付け/クラウドに必ずバックアップを取りましょう。ここを省くと、まれな失敗時に取り返しがつきません。
3. 実際のアップグレード手順(おすすめ順)
3-1. Windows Update から進める方法(推奨)
最も安全で失敗が少ないルートです。Windows 10 を最新にしたうえで「Windows 11 へのアップグレード準備ができました」の表示からダウンロード→インストール→再起動へ。作業中はAC接続、電源オフやフタ閉じは厳禁です。
目安時間は1〜2時間。回線の遅さやHDD運用、更新の溜め込み次第では3時間超もあります。
3-2. インストールアシスタント/メディア作成ツールを使う方法
Windows Update に案内が出ない場合の代替策です。USBメディアでの起動やブート順変更が必要になることがあるため、操作に自信がなければWindows Update優先が無難です。誤ってクリーンインストールに進むとデータが消える点にも注意してください。
4. 途中で詰まったら——安全な対処
表示が90〜100%で止まって見えるのは珍しくありません。アクセスランプが点く、ファンが回るなど処理中の気配があれば、まずは待つのが最善です。2時間待っても変化がない場合は、
- 外付け機器を外す(マウス・キーボード以外)
- 空き容量を増やす(不要アプリ削除/ダウンロードやデスクトップの整理/ディスククリーンアップ)
- 再起動して再試行(多くはロールバック後に再実行可能)
それでもダメなら、クリーンブート(最小構成)やインストールメディアからの実行に切り替えると突破しやすくなります。Wi-Fiが不安定なら有線LANが効果的です。
5. アップグレード後にやっておく整備
まずはWindows Updateを再度実行し、ドライバーも含めて最新化します。メーカー製PCは付属のサポートアプリでユーティリティ/BIOSの更新を確認しましょう。セキュリティはWindows セキュリティ(Defender)やファイアウォール、可能ならWindows HelloやBitLocker(Pro)も設定しておくと安心です。見た目の違いは、タスクバー配置やスタートのピン留め、テーマや色で自分好みに整えればすぐ慣れます。
6. 使い続ける? 買い替える?——判断のしかた
使い続けてよい目安
第8世代以降のIntelなど比較的新しいCPU、メモリ8GB以上+SSD、普段の体感に大きな不満がない、購入からおおむね5年未満。この条件なら、アップグレードと合わせてメモリ増設やSSD換装を検討する価値があります。
買い替えを優先したい目安
要件を満たしていない、HDDで常時重い、購入から7年以上、バッテリーが著しく劣化(ノート)、長時間利用で遅さが生産性に直撃。こうした条件が重なるなら、対応PCへ移行した方が時間とストレスを節約できます。
7. Windows 11に最適な“再生PC”を選ぶ——R∞PCダイレクトの活用
「どうせなら最初から Windows 11 で快適に使いたい。でも新品は高いし、中古は不安」——そのギャップを埋めるのがR∞PC(アールピーシー)です。ビジネス向けの堅牢なベース機を分解クリーニングと個別検査で再生し、全台に無期限保証を付与。“壊れやすい中古”を“直して使えるPC”へと発想を転換したブランドです。
選び方はシンプルで、Core i5 / i7 クラス、メモリ8GB以上(長く使うなら16GB)、SSD 256GB以上を目安にすると、在宅業務・学習・一般クリエイティブまで快適に届きます。Windows 11 搭載(または対応)の明記があるモデルを選べば、アップグレード可否で迷う必要もありません。無期限保証があるため、万一の不具合も“相談できる前提”で使い続けられます。
8. まとめ——“安全に上げる、賢く選ぶ”
- 要件と対応可否を事前に確認し、バックアップを取ってから着手する。
- まずはWindows Update から。作業中は電源オフやフタ閉じをしない。
- 詰まったら待つ→外す→空ける→再起動の順で落ち着いて対処する。
- PCの年式や構成次第では、買い替えのほうが結局ラクなことも。
- R∞PCダイレクトなら、Windows 11 向きスペック+無期限保証で、導入も運用も安心。
「アップグレードか、買い替えか」は、今の体感と“これから何年使うか”で決まります。もし、快適に11を使いたい/新品は高い/中古は不安という三つ巴で迷っているなら、一度R∞PCダイレクトのWindows 11対応モデルを覗いてみてください。価格・快適さ・安心のバランスが、驚くほど現実的にまとまっているはずです。
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