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パソコンのフリーズが“頻発”するときの直し方  ――症状の見分け方から再発防止まで、最短コース

パソコンのフリーズが“頻発”するときの直し方 ――症状の見分け方から再発防止まで、最短コース

「よく固まる」「マウスは動くのに操作できない」「再起動すると一旦直るけれど、また起きる」。こんな“頻発するフリーズ”は、順番に当てていくと短時間で落ち着きます。まずは今起きている様子を言葉にし、その特徴に合う原因から潰していきましょう。

1. まずは“どんな固まり方か”を確認する

様子を四つに分けると、次のどれかに近いはずです。
1つ目は「マウスは動くのに、ウィンドウだけ反応しない」。アプリの暴走やメモリの詰まり、GPUドライバーの噛み合いが疑わしい状態です。
2つ目は「画面も音も止まり、入力を受け付けない」。ストレージの不調、電源や熱、メモリ不良、OSの深いところの不具合が候補になります。
3つ目は「動画編集やゲーム、オンライン会議など“負荷が高い場面”でだけ止まる」。温度上昇による性能低下、電源不足、GPUドライバーの問題がよく当たります。
4つ目は「放っておいた後やスリープ復帰で固まる」。省電力設定や高速スタートアップ、デバイスの省電力制御の影響を見直します。

    2. すぐ復帰したいときの応急処置

    作業に戻ることを最優先に、軽い対応から始めます。まず、タスクマネージャー(Ctrl + Shift + Esc)で「応答なし」のアプリだけ終了します。ブラウザが原因らしいなら、設定でハードウェアアクセラレーションを一時的にオフにすると落ち着く場合があります。

    使用率が跳ね上がっているプロセスが見えるなら、それを終了し、クラウド同期やウイルススキャンはいったん停止します。画面だけ止まって音は続くときは、Win + Ctrl + Shift + Bで描画ドライバーをリセットできます。どうしても戻らなければ、Alt + F4で再起動、無反応なら電源長押しです(未保存データは戻らないことがあります)。

    3. 原因を絞る近道(10〜30分)

    順番が肝心です。上からやると無駄がありません。

    3-1. リソースが詰まっていないか

    メモリ使用率が常に高いなら、使っていないアプリやブラウザの大量タブを閉じ、起動時の常駐を減らします。体感を変えたいなら、8GBから16GBへの増設が一線です。Cドライブの空きが15%未満なら片付けを。ダウンロードや一時ファイルを整理し、SSDは空きを確保します。

    ディスクの健康状態で注意・異常が出ていれば、まずバックアップ、そのまま交換の判断で構いません。温度も確認しましょう。CPUが95℃前後、GPUが85℃を超える状態が続くと止まりやすくなります。吸気口の埃を取り、電源プランは「高パフォーマンス固定」ではなく一度「バランス」に戻して様子を見ます。

    3-2. ソフトとドライバーの当たりを探る

    クリーンブートで常駐を極限まで減らし、同じ症状が出るかを見ます。静かになるなら、常駐アプリやドライバーの相性が原因です。戻す対象を少しずつ増やすと原因が見えます。映像が絡む停止には、セーフモードでDDUを使ってGPUドライバーを抜き、再起動後に安定版(WHQL)を入れ直すのが有効です。

    Windows Updateの詰まりは更新キャッシュのクリアで回復することがあり、OSの破損はsfc → DISMの順で修復します。

    3-3. 省電力まわり(復帰で固まるとき)

    高速スタートアップを無効にし、ネットワークアダプタやUSB Root Hubの「電源の管理」で省電力を抑えます。ノートなら「接続スタンバイ」を一時的に切って変化を見るのも手です。

    3-4. アプリ側の“お決まり”

    会議アプリとブラウザ多タブ、Officeを並行すると、メモリ不足で固まりやすくなります。会議中はタブを意識的に減らす、タブ休止の拡張機能を使う、大きなExcelやPowerPointはアドインを一旦無効にする、OneDriveのオンデマンド同期を会議中だけ止める——こうした小さな調整で劇的に改善することがあります。

    4. 再発させないための整え方

    まずはメモリを現実の使い方に合わせます。一般的な業務は16GB、制作寄りは32GB以上を目安に。ストレージはSSDが前提です。HDD運用はフリーズの温床になります。

    常駐は“役割が被るアプリ”の二重・三重起動をやめ、同期やセキュリティは一本化します。熱は埃と通気で差が出ます。定期的に掃除をし、電源プランは「バランス」を基本に。ドライバーやBIOSは「最新すぎない最新」を選び、問題が出たら一つ前の安定版へ。最後に、信頼性モニター(perfmon /rel)やイベントビューアを週に一度だけ見れば、同じエラーの連発に早めに気づけます。

    5. それでも止まるなら?

    週に2回以上、完全に固まって電源長押しが必要——このレベルは、ストレージかメモリを先に交換すると話が早いです。高負荷のときだけ再現するなら、冷却改善とACアダプタ・バッテリーの健全性を見直します。sfc/DISMでも直らないなら、上書き修復インストールが近道です。使用年数が5年以上でHDDまたは初期のSSD世代なら、買い替えの方が時間単価で安くつくケースが多くなります。

    6. はやく安定したパソコンが欲しい方へ

    リングロー株式会社が運営する【R∞PCダイレクト】のパソコンは、分解クリーニングと個別検査を済ませたSSD搭載機が中心で、無期限保証付き。自然故障の不安を抱えたまま運用するより、はじめから“安定の土台”を買うという発想です。会議・資料作成・軽い編集が主なら、メモリ16GB+SSD構成を基準に選ぶと失敗が少なくなります。

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    7. まとめ:迷ったらこの順番

    • いまの固まり方を言い表し、該当しそうな原因から着手する。
    • まずはメモリ・空き容量・温度の“詰まり”を解消し、クリーンブートで挙動を確認。
    • 必要に応じてGPUドライバーとWindowsの健全化、復帰まわりの省電力を見直す。
    • 再発するなら部品交換、年式しだいで買い替えを検討する。

    手順を守れば、頻発するフリーズは短いサイクルで収束します。

    今日の1回を、最後の1回に。

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