パソコン初心者は何を買えばいい?用途・予算別の購入ガイド
Share
ネット・メール・文書作成が中心なら、初心者の1台にも8GBメモリ・SSD搭載ノートが選べます。自宅用は画面の見やすさ、持ち運び用は大きさと重さを優先しましょう。
迷ったときは、高いモデルを選ぶ前に「Officeを含む総額」と「買った後に聞ける窓口」を確認してください。
1.パソコン初心者は何を買えばいい?まずは3つから絞る
細かなスペックを全部覚える必要はありません。自分の使い方に近いものを、次の3つから選んでみてください。学校や勤務先の指定がある場合は、そちらを優先します。
-
自宅でネット・メール・文書作成をする
8GBメモリ+SSDのノートから。持ち運ばないなら、15.6型など文字や資料を見やすい画面を優先します。 -
家の外へ持ち運び、調べものやレポートを書く
13~14型を中心に、本体と充電器の重さ、バッテリーを比較。日常用途なら8GBも選べます。8GBの具体的な商品例へ -
Web会議をしながら、大きな表計算や複数のアプリを使う
16GB以上を優先し、使うソフトの推奨環境と照合。自宅中心なら画面の大きいノートも便利です。15.6型・16GBの商品例へ
ゲームや本格的な動画編集が目的なら、この3つとは別に考えます。遊びたいゲームや使うソフトの名前を先に決め、CPU・グラフィックス性能などの推奨条件から探してください。
2.予算は「本体+Office+周辺機器+設定費」で決める
「予算10万円」で探すとき、本体だけに10万円を使ってよいとは限りません。WordやExcelの費用、マウス、プリンターとの接続機器、有料の設定サービスを頼むならその料金も含めて考えます。
WindowsとMicrosoft Officeは別の製品です。Windows搭載パソコンを買っても、デスクトップ版のWordやExcelをそのまま使えるとは限りません。「Office付き」なら、製品名、利用期限、ライセンス、追加料金を見てください。
Officeを別途契約する場合の計算例
後述のU9310の本体表示価格89,100円に、Microsoft 365 Personalの年額21,300円を加えると、初年度は110,400円です。
これはMicrosoft 365を別途1年契約する場合の例で、セット商品の販売価格ではありません。周辺機器・通信費などは別。契約を継続すれば翌年以降も利用料がかかります。
2026年10月8日の確認値。本体は税込価格、Microsoft 365は公式表示価格を使用。出典:U9310の商品ページ、Microsoft 365公式プラン比較。価格・契約条件は購入時に再確認してください。
すでにOfficeのライセンスを持っている方や、学校・勤務先から提供される方は、新しいパソコンで利用できる条件を先に確認しましょう。付属ソフトで用が足りる場合も、追加契約は不要です。
買い切りのMicrosoft OfficeやWPS Officeなどの互換ソフトもあります。ただし、互換ソフトはMicrosoft Officeとは別製品です。提出先がWord・Excelを指定している場合や、マクロを使うファイルがある場合は、安さだけで置き換えないようにしてください。
3.ノートかデスクトップか、WindowsかMacかを決める
1台を家の中でも動かすなら、ノートから
リビングと自室で使う、学校や職場へ持っていく。こうした使い方ならノートが選びやすくなります。画面とキーボードが一体なので、置き場所や配線も比較的まとめやすいためです。ただし、Webカメラやマイクがない中古モデルもあるので、会議に使う方は装備を見てください。
決まった机で使い、大きな画面を常設したいならデスクトップも選択肢です。本体にモニター、キーボード、マウス、会議用カメラなどが付属するかで総額が変わります。「デスクトップなら何でも増設できる」とは限らず、小型機や一体型には制約があります。
OSは、使うソフトと提出先の条件で選ぶ
WindowsとMacのどちらが初心者向きかを、一律には決められません。使いたいソフト、学校や仕事の指定、接続するプリンターなどの対応OSを先に調べます。WordやExcelにはMac版もあるため、ソフト名だけで決めず、指定OSや必要な機能を確認してください。
次に画面サイズを決めます。自宅中心なら15.6型前後、持ち歩くなら13~14型前後を出発点にすると比べやすくなります。これは選び始める目安です。文字を大きく表示すると作業範囲は狭くなるため、インチ数だけでなく解像度と表示の大きさも意識してください。
4.スペック表は、メモリ・SSD・CPUの順に見る
8GBと16GBは、同時に何をするかで選ぶ
メモリは、アプリを動かすときに使う容量です。メール、文書作成、Web閲覧を中心に、必要なアプリを絞って使うなら8GBも実用候補になります。初心者だから16GBが必須、というわけではありません。
一方、多くのブラウザタブ、大きな表計算ファイル、会議アプリを同時に使う方は16GB以上を検討してください。使うソフトに推奨容量がある場合は、その条件が先です。購入時に8GBでも後から増設できるとは限らないため、増設の可否も一緒に見ます。
保存先はSSD。容量は保存するデータで決める
SSDは、OSやアプリ、写真などを保存する装置です。これから日常用の1台を選ぶなら、SSD搭載モデルから探すとよいでしょう。文書中心なら256GB前後、写真や動画を本体へ多く保存するなら500~512GB前後から比較します。OSやアプリにも容量を使うので、保存予定のデータだけで計算しないでください。
CPUは「Core i5」の後ろまで確認する
CPUは計算や処理を担う部品です。同じCore i5でも、発売世代や型番で性能が違います。「Core i5以上なら何でもよい」ではなく、たとえばCore i5-10310Uのように、正式な型番で確認します。分からなければ、商品ページのURLと使うソフト名を販売元に伝えて相談してください。
Windowsの中古を買う場合は、Windows 11の正式なハードウェア要件を満たすかも確認します。対応CPUだけでなく、TPM 2.0やUEFI・セキュアブート対応などが必要です。なお、Windows 11の最低メモリ4GBはOSの導入要件であり、日常作業の快適さを約束する基準ではありません。
要件の確認先:MicrosoftWindows 11の仕様とシステム要件。
5.購入候補を具体的に見る:8GBの軽量機と16GBの大画面機
R∞PCダイレクトの掲載商品から、使い方の異なる2例を紹介します。どちらも無期限保証付きですが、画面サイズや仕様の選び方は異なります。
持ち運び・日常用途:LIFEBOOK U9310
13.3型フルHD/Core i5-10310U/メモリ8GB/新品SSD 256GB/Windows 11 Pro
外出先でメールやレポート、調べものをする方におすすめしたい構成です。Webカメラ、HDMI、有線LANを備え、純正ACアダプターが付属します。本体重量は販売ページ記載で約777gです。
メモリは増設できません。8GBで使うことを前提に選び、複数アプリを多用する方は16GBの商品も比べてください。
U9310の価格・仕様を確認する自宅・複数作業用:店長おすすめR∞PC
15.6型/Core i5 第8世代/メモリ16GB/新品SSD 500GB/Windows 11 Pro
テンキーとWebカメラを備える、おまかせモデルです。家で資料作成や会議に使い、メーカーや型番の指定が不要な方に向いています。
メーカー・機種・光学ドライブの有無は指定できません。USB-Cは基本的に非搭載、無線LANは内蔵または子機付属です。CPU型番、端子、解像度まで指定したい方は、仕様が明記された別の商品を選んでください。
おまかせモデルの条件を確認する2026年10月8日に両商品の在庫あり表示と販売仕様を確認。価格・在庫・付属品は変更されるため、購入時は商品ページをご確認ください。重量は販売ページの記載値で、当記事での実測ではありません。Officeの製品名・追加料金も注文前にご確認ください。
6.注文前に、商品ページのこの4点を確認する
- 届いてすぐ使える商品か:「ジャンク」「動作未確認」「現状渡し」は、修理前提の商品を含みます。通常利用したい初心者の1台とは分けて考えてください。
- 必要な機器をつなげるか:プリンター、外部モニター、USBメモリーなどの接続方法と端子を照合します。USB-Cは形が同じでも機能が異なります。
- 中古の状態が分かるか:液晶やキーボードの状態、バッテリーの検査基準、ACアダプターの付属を確認します。新品SSDでも、バッテリーまで新品とは限りません。
- 返品と相談の条件が書かれているか:返品期限、送料、初期設定の相談範囲、保証対象を見ます。「新品」「有名メーカー」という名称だけでは判断できません。
7.新品・中古・再生は、保証と相談窓口まで比べる
新品は未使用の状態や現行機種を選べること、中古は予算内で必要な性能を探しやすいことが利点です。中古を点検・整備したものは「再生パソコン」と呼ばれますが、販売元が違えば整備内容や保証も異なります。再生という名前だけでなく、何を検査し、故障時にどう対応するかを見てください。
初心者の方は、修理の保証と、設定・操作を相談できるサービスを分けて確認すると選びやすくなります。修理が無料でもWi-Fiの設定は対象外の場合がありますし、操作を相談できても故障の修理代は別という場合もあります。
無期限保証付きのR∞PCは、規定の範囲で自然故障だけでなく、落下・水濡れによる故障にも修理・交換で対応します。電話・メール・LINEで、インターネット接続や操作などを相談できる窓口もあります。対応時間は窓口の案内をご確認ください。
はじめての1台に、相談できる安心を 新品でも、中古でもない、第3の選択肢であるR∞PC。Windows 11・Core i5クラス・新品SSDの実用モデルに、無期限保証と電話・LINEサポートを組み合わせています。日常用の8GB、複数作業用の16GBから、使い方に合わせてお選びください。 R∞PCの特徴と保証を見る
保証の対象・送料・免責は、商品ページとR∞PCの特徴・保証規程をご確認ください。データやソフトウェアは保証対象外。バッテリーも規定の基準による対応で、新品時の駆動時間を保証するものではありません。R∞PC LIGHTは2年保証です。
一方、家族などに設定を頼める、自分で不具合を調べられるという方は、通常中古アウトレットも比較できます。無期限保証・操作サポートは付属しないため、価格と条件をセットで比べてください。
8.届いた後は、初期設定と「困ったときの連絡先」を確認
「設定済み」で届く商品でも、自宅のWi-Fi接続や、自分のアカウント・メール・プリンターの設定は別に必要になることがあります。販売元が済ませる作業と、自分で行う作業を注文前に聞いておくと、受け取り後に慌てずに済みます。
- 付属品と動作を確認:電源、充電、文字入力、画面、Wi-Fi、カメラなどを確かめ、不具合があれば早めに購入先へ連絡します。
- Wi-Fiとアカウントを設定:回線の接続情報や、自分のMicrosoftアカウントなどを用意します。パスワードは他人任せにせず、自分で管理してください。
- Windowsとセキュリティを更新:Windows Updateを実行し、保護機能が有効か確認します。Windows 11にはMicrosoft Defenderウイルス対策が組み込まれており、有料ソフトの追加購入が一律に必要なわけではありません。
- Office・プリンター・バックアップを準備:使うアプリを認証し、大切なファイルを外付けドライブやクラウドなどへ別途保存する方法も決めておきます。
参考:MicrosoftWindowsの更新プログラムのインストール、ウイルス対策ソフトウェアのFAQ。
R∞PCの購入後に設定や操作で困った場合は、同梱の案内にある専用窓口へご相談ください。購入前の機種選びは、お問い合わせページから電話・LINE・フォームで相談できます。受付時間は同ページをご確認ください。
問い合わせるときは、この4つを伝えると話が進みます。
「使いたいこと」「自宅だけか、外にも持つか」「Officeなどを含む予算」「不安な設定や操作」。購入後の相談では、商品名と画面に出ているメッセージも添えてください。パスワードや認証コードは送らないでください。
初めての1台は、すべてを最高性能にそろえるよりも、自分の用途に合う構成を選び、費用と相談先を決めておく方が選びやすくなります。まずは冒頭の3パターンに当てはめ、商品ページで画面・メモリ・Office・保証を確認してみてください。
9.初心者のパソコン購入でよくある質問
初めてのパソコンは、中古でも大丈夫ですか?
用途に合う性能、OSの対応、整備内容、保証・相談先を確認できれば選択肢になります。修理前提のジャンク品とは分けて探してください。バッテリーの状態や返品条件も分かる販売元を選びましょう。
メモリ8GBだと、すぐ買い替えが必要ですか?
8GBという容量だけで買い替え時期は決まりません。文書作成、メール、Web閲覧が中心なら候補になります。多くのアプリを同時に使う方や、指定ソフトが16GB以上を推奨する方は16GB以上を選びます。増設できない機種は、購入時の容量で判断してください。
Office付きなら、あとから費用はかかりませんか?
製品と契約によります。サブスクリプションなら継続利用料が必要ですし、体験版なら期限後に契約が必要になる場合があります。買い切り版や互換ソフトも含め、製品名・利用期限・必要な機能と、購入価格に含まれる範囲を確認してください。
佐藤 鴻地(R∞PCダイレクト 店長)
最初からCPUの名前を覚えなくても大丈夫です。「メールと文書作成に使いたい」「家だけで使う」「Officeを含めてこの予算」と、サポート窓口にて伝えていただければ大丈夫です。日常用途なら8GBで選べるモデルもご用意しています。性能だけでなく、画面の見やすさや、届いた後の設定で不安な点も一緒に整理しながらご案内します。