
世界では「リユースPC」は当たり前?──日本人がまだ抜け出せない“新品神話”という幻想
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世界では「リユースPC」は当たり前?──日本人がまだ抜け出せない“新品神話”という幻想
【はじめに】未来から見た「今」のパソコン選びとは?
もし、100年後の知的生命体が2024年の人類を観察したとしたら、こう言うかもしれません。
「資源が有限であることを理解しながら、まだ“新品”にこだわっていた種族がいた。」
それが私たち人類、特に日本の消費文化です。
世界ではいま、「リユース(再利用)」が経済と倫理の両輪として急速に拡大しています。にもかかわらず、日本では約6割の人が「リユースPCを選択肢に入れたことがない」という驚くべき調査結果が出ています。
これは単なる市場データではなく、日本社会の“価値観の鏡”と捉えるべきでしょう。

【データに基づく現実】リユース市場は世界で「当たり前」になっている
欧州に目を向けると、リユース=「Reコマース」は急成長を遂げています。
- 欧州Reコマース市場規模(2021):約750億ユーロ(約12兆円)
- 2025年には160%成長が見込まれている(出典:CNET Japan)
特にフランスでは、3人に1人が中古スマホを使用しており、再流通が人々の生活スタイルの一部になっています。 「リユース=妥協」ではなく、「賢い選択」という意識が文化として定着している証拠です。
一方、日本の状況はどうでしょうか?
【日本は14年連続成長中も、“選ばれていない”リユースPC】
- 2023年リユース市場規模:3兆1,227億円
- 前年比7.8%増(14年連続拡大)(出典:リユース経済新聞)
ところが、リングロー株式会社が行った調査(n=505)では、約6割の人が「リユースPCを購入したことがない/考えたこともない」と回答。
このギャップこそ、今の日本が抱える「新品信仰=思考の呪縛」を象徴しています。
なぜ日本人は「リユースPC」を避けるのか?
- 理由1:長年刷り込まれてきた“新品神話”
- 理由2:テクノロジーの耐久性に対する認識不足
- 理由3:保証とサポートに対する不安
【未来予測】リユースを選べない社会は持続可能ではない
地球資源は有限であり、製造プロセスは膨大なCO2を排出します。
1台のノートパソコンを製造するだけで、最大320kgのCO2が発生すると言われています。
このまま「新品しか使いたくない」社会を続けていれば、
・地球の寿命は縮まり
・経済的格差は拡大し
・デジタル教育や福祉から弱者が排除される未来が来るでしょう
リユースを「選べる社会」ではなく、リユースを「選ばなければならない社会」がすぐそこに迫っています。
【まとめ】“買い替えの選択肢にリユースPC”という価値観をアップデートしよう
リングロー社の調査によって浮き彫りになったのは、「価格」や「性能」の問題ではなく、“思考の更新”が進んでいないことです。
あなたが次にパソコンを買い換えるとき、その一歩が
持続可能な社会に近づく選択となるか、
大量消費型の時代に逆戻りするか、
それは新品か中古かではなく、「価値に気づけるかどうか」にかかっています。
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