
ノートパソコンのメモリはどれくらい必要?用途別の最適な容量を徹底解説
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1. はじめに|ノートパソコン選びで「メモリ容量」が最重要な理由
ノートパソコンを選ぶとき、つい見た目のデザインや価格、CPU性能などに目が行きがちですが、本当に快適なPCライフを送るために最も重要な要素の一つが「メモリ容量」です。
「そもそもメモリって何?」「8GBと16GB、どう違うの?」「どれくらいの容量を選べばいいのかわからない…」そんな疑問や不安をお持ちの方も多いのではないでしょうか?
本記事では、ノートパソコンを購入・検討している方や、現在使用中のPCが「重い・遅い」と感じている方に向けて、詳しく解説いたします。
2. メモリとは何か?CPUとの違い・ストレージとの違い
2-1. メモリ(RAM)の役割
メモリ(RAM)は、パソコンにおける作業机のようなものです。容量が多ければ多いほど複数の作業を同時にこなせ、パフォーマンスが向上します。
2-2. CPUとの違い
CPUはパソコンの頭脳。高性能なCPUでもメモリ不足では動作が遅く感じることがあります。どちらもバランスよく重要です。
2-3. ストレージとの違い
ストレージ(HDD・SSD)は倉庫。メモリは一時的な作業スペースで、容量が不足するとパソコン全体のスピードに影響します。
3. メモリ不足で起きる5つの症状とは?
症状1: アプリの起動が遅い
クリックから起動まで数秒以上かかる。仮想メモリを使うため遅延が発生。
症状2: 複数のアプリを開くと重くなる
Chrome+Excel+Zoomなど同時使用時に遅延が発生。8GB未満では負荷が大きい。
症状3: 「応答なし」が頻発する
作業中にフリーズ、タスクマネージャーではメモリ使用率100%。
症状4: 動画編集や画像処理が極端に遅い
PremiereやPhotoshopなどの使用時にパフォーマンスが低下。16GB以上推奨。
症状5: 電源投入後すぐ操作できない
起動時に自動実行プログラムがメモリを圧迫し、遅延が発生します。
4. 用途別|ノートパソコンに必要なメモリ容量の目安
メモリ容量は、ユーザーの使い方によって最適なサイズが異なります。以下に代表的な使用シーン別の目安をご紹介します。
4-1. Web閲覧・メール・YouTube視聴など:4GB~8GB
ネットサーフィンや動画視聴が中心の方におすすめ。最低4GB、理想は8GB。ブラウザのタブを多く開く場合は注意。
4-2. 事務作業(Excel、Word、PowerPoint):8GB以上
複数のファイル操作やZoomとの併用があるなら16GBあると安心です。
4-3. リモートワーク・テレワーク:8GB〜16GB
Zoom、Teams、Slackを併用する「ながら作業」には、最低8GB、できれば16GB以上を推奨。
4-4. 動画編集・画像加工・CAD:16GB〜32GB
Premiere、Photoshop、AutoCADなどを使う場合は16GB以上、プロ用途では32GBが理想的です。
4-5. オンラインゲーム・PCゲーム:16GB以上
軽量ゲームなら8GB~、高負荷なAAAタイトルや配信併用なら32GBを推奨。
4-6. プログラミング・開発用途:16GB~32GB
HTML・CSSなど軽量開発は8GBで可。Python、Javaなどは16GB以上。Dockerや仮想環境の多用には32GBがベター。
4-7. 学生・ライトユーザー向け:8GB
中学生~大学生の調べ物やレポート作成には8GBがおすすめ。4GBは今後を考えるとやや不足気味です。
メモリ容量 早見表
用途 | 最低必要メモリ | 快適動作メモリ |
---|---|---|
ネット閲覧・動画視聴 | 4GB | 8GB |
事務作業(Word/Excel) | 8GB | 16GB |
テレワーク | 8GB | 16GB |
動画編集・CAD | 16GB | 32GB |
オンラインゲーム | 8GB | 16~32GB |
プログラミング | 8GB | 16~32GB |
学生・一般的な使用 | 4GB | 8GB |
5. 中古ノートパソコン購入時に注意したい“メモリの落とし穴”
中古パソコンは価格が安く、スペックも一見すると「充分そう」に見えることが多いですが、購入後に「動作が遅い」「全然使いものにならない」と感じるトラブルの多くが“メモリ容量の見落とし”に起因しています。
ここでは、中古パソコン選びで絶対に押さえておくべき“メモリの落とし穴”について解説します。
5-1. スペック表記に「罠」がある?
・ CPU:Core i5
・ メモリ:4GB
・ SSD:256GB
・ Windows10 Pro搭載
一見「バランスの良いスペック」に見えますが、実は…
・古い世代のCore i5である可能性
・メモリ4GBではブラウザすら快適でない
・一部ノートはメモリ増設ができないことも
CPUに惑わされず、メモリ容量を要チェックです。
5-2. デュアルチャネルかシングルチャネルかもチェック!
同じ8GBでも「4GB×2」のデュアルチャネル構成なら処理速度が向上。
一方「8GB×1」のシングル構成だとパフォーマンスが出にくいこともあります。
中古PCではシングル構成が多めですが、増設可能か確認しましょう。
5-3. SO-DIMMスロットの空きがあるか?
ノート用メモリは「SO-DIMM」ですが、スロットがない=増設不可のモデルも。 特にモバイルノートでは注意。
メモリスロット数は?
最大搭載容量は?
これらは製品ページかメーカーサイトで必ず確認を。
5-4. OSとメモリ容量のバランスも重要
例えば「4GBメモリ+Windows 11 Pro」の構成は要注意!
起動直後に2.5~3GBを消費し、残りが1GB未満というケースも。
結果、メールもまともに開けない…という状況になり得ます。
6. 失敗しない!中古PC購入時のメモリチェックリスト
中古ノートパソコンを選ぶ際に確認しておきたい「メモリ観点でのチェックリスト」です。
チェック項目 | YES / NO |
---|---|
メモリ容量は「8GB以上」か | YES / NO |
増設スロットがあり、最大容量もチェック済みか | YES / NO |
デュアルチャネル構成が可能か(または構成済) | YES / NO |
メモリの規格(DDR4など)に互換性があるか | YES / NO |
使用するOSに対して適切な容量か | YES / NO |
使用目的に対して余裕のある容量か | YES / NO |
すべて「YES」なら、購入後の後悔は大幅に減らせます!
7. 最初から最適なメモリ搭載PCを選びたいなら?R∞PCという選択肢
「結局、メモリ容量の判断って難しい…」「中古パソコンを買うのは不安だし、設定も面倒…」 そんなお悩みを持つ方にこそおすすめしたいのが、リングロー株式会社が提供する「R∞PC(アールピーシー)」シリーズです。
R∞PCとは?
R∞PCは、「再生パソコンの枠を超えた、新しい中古PCの形」として開発されたブランド。
通常の中古パソコンとは一線を画す、以下のような圧倒的な特徴があります。
- 無期限保証:自然故障・過失含め修理無料
- 無期限電話サポート:初期設定やトラブル対応もOK
- 初期設定済:届いてすぐ使える
- 国産メーカー中心:NEC、富士通、dynabookなど
- メモリ最適化済:用途に合わせて8GB / 16GBから選択可能
8. どんな人にR∞PCはおすすめ?
該当する方 |
理由 |
---|---|
初めて中古パソコンを買う | 無期限保証で安心、設定不要 |
メモリやスペックに詳しくない | プロが用途に合ったモデルを厳選 |
家族やシニア層へのプレゼント用 | 故障時もサポート完備、電話相談可能 |
テレワークや学習用に安定動作のPCが必要 | ビジネス向けモデルを多数用意 |
新品は高くて手が出ないが、長く使いたい | コスパと信頼性を両立した再生PC |
9. まとめ|ノートパソコンのメモリは「妥協せず」が快適さの鍵
本記事では「ノートパソコン メモリ どれくらい必要?」をテーマに、
メモリの役割、利用目的別の最適容量、中古PC購入時の注意点、そしてR∞PCという安心の選択肢まで解説しました。
用途 | 推奨メモリ容量 |
---|---|
ネット・動画視聴 | 4〜8GB |
Office・事務作業 | 8〜16GB |
テレワーク・学習用 | 8〜16GB |
動画編集・画像処理 | 16〜32GB |
ゲーム・開発・配信 | 16〜32GB以上 |
「なんとなく安いから…」と4GBメモリのノートパソコンを選んでしまうと、買い替えや作業効率の低下といった“安物買いの銭失い”に繋がることも。
少し余裕を持ったメモリ構成を選んでおけば、長く快適に使える一台になります。
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