メルカリでパソコンは「出品も購入も」要注意! データ漏えい・違法ライセンス・返品トラブルを避ける完全チェックリスト【2025年版】
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はじめに:なぜ「購入」だけでなく「出品」でも注意が必要か?
メルカリで使い終えたパソコンを出品する場合は注意が必要です。出品に迷っている多くの方は、次のような不安を抱えています。
- 出品前にやってはいけないことを知りたい
- 初期化やデータ消去の正しい手順が分からない
- OS・Officeのライセンスが不安
また、購入者も「安いけど危ない?」「偽物・ジャンク回避方法は?」と悩みが尽きません。本記事では出品者・購入者双方に向けて、リスクと対策をまとめます。
出品者が最優先ですべきこと:データ・ソフト・ハードの「3大リスク」対策
1. データ漏えい(“消したつもり”が最も危険)
「ユーザー削除」「初期化」だけでは復元可能なケースがあります。個人情報・写真・パスワードなどが復元されると重大な事故に繋がります。
対策: 専門ツールでストレージを完全消去(上書き消去)し、消去証明を保管。SSD換装済みでも念のため実施しましょう。
2. OS・Officeのライセンス違反(知らずに“違法出品”に)
非正規のWindowsやOfficeを入れたまま出品すると違法状態になる場合があります。プロダクトキー単体やCOAシールの扱いも注意が必要です。
対策:
- Windowsは正規ライセンスかつデジタルライセンスを確認
- Officeは譲渡可否をライセンス条項で確認(多くは譲渡不可)
- 非公式改造版Windowsの出品は禁止
3. ハード不良の見落とし(後日の“言った言わない”で炎上)
バッテリー劣化やUSBポート不良、ファン異音はクレームの定番です。
対策: 動作確認表を作り、商品説明欄に掲載。不具合は明記し、写真で証拠を残すことが信頼につながります。
出品前の最終チェックリスト
- ☐ 完全データ消去済み/証明書を保管
- ☐ Microsoftアカウント・ローカルアカウント解除
- ☐ BitLockerや各種パスワードを無効化
- ☐ 正規Windows認証状態を確認
- ☐ Officeは付属しない表記(付属する場合は譲渡条件明記)
- ☐ 動作確認項目を一覧化/不具合は明記
- ☐ バッテリー状態(設計比〇%)を記載
- ☐ 付属品の有無を明記
- ☐ 高解像度写真(天板・底面・端子・液晶点灯)を掲載
- ☐ 静電気対策袋+緩衝材で厳重梱包
購入者も油断禁物:よくある“危ないケース”と見抜き方
- 「動作未確認/現状渡し/ジャンク」: 初心者は避ける。電源不良や欠品の可能性。
- 「Office付き・すぐ使える」: 非正規ライセンスの可能性。後日認証不可のリスク。
- 写真が少ない: 傷や液晶ムラを隠している場合あり。
- 評価・履歴の揺れ: 高額販売実績が無い出品者は要注意。
出品・購入どちらも知っておきたいQ&A
Q1: 「初期化」だけで大丈夫?
A:いいえ。復元可能な場合があるため完全消去(上書き消去)が必須です。
Q2: 対応していないPCにWindows 11を入れて出品しても?
A:非推奨。サポート外で不具合やセキュリティ問題の原因になります。
Q3: Officeを付けて売りたい。
A:個人向けサブスクは譲渡不可。パッケージ版も条件が厳格です。
Q4: データ消去証明は必要?
A:信頼獲得に有効。購入者も証明有無を確認しましょう。
「安全・確実に手放したい/手に入れたい」なら――専門の再生PCという選択
出品者のメリット: 完全データ消去・証明発行・下取りまで一括で安心。
購入者のメリット: 正規Windows 11・徹底整備・保証付きで、メルカリ特有の“当たりハズレ”を回避。
- 全台データ完全消去&整備・検査済み
- 正規Windows 11搭載
- 無期限保証
- Office搭載モデルも正規提供
メルカリに比べ、専門店での中古パソコン購入には多くのメリットがあります。
| 項目 | メルカリ | 専門店 |
|---|---|---|
| 品質 | 個人の出品者に依存 | 動作確認済み・整備済み |
| 保証 | なし | 1年保証などが付帯 |
| サポート | 出品者次第 | 購入後のサポートが充実 |
| 価格 | 一見安いが修理費用などがかさむ | 適正価格でトータルコストが安い |
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まとめ|“安い・早い”より“安全・確実”
出品: データ漏えい・ライセンス違反・説明不足を防ぐ。完全消去+正規ライセンス+詳細説明+写真充実が鉄則。
購入: 非正規ソフト・隠れ不良・サポートなしを避ける。評価・写真・動作記載・ライセンスを厳しく確認。
迷ったら専門店(再生PC)を活用。結果的に最も安全で総コストが低い選択です。