
GPU(グラボ)とは?役割・選び方・中古PC視点でのポイントまで徹底解説
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1. GPU(グラボ)って何?なぜ注目される?
パソコンに詳しくない方でも「グラボ」「GPU」という言葉を耳にする機会が増えました。GPUとは Graphics Processing Unit(グラフィックス・プロセッシング・ユニット)の略で、文字通り「映像や画像を処理するための専用チップ」です。
CPU(パソコンの頭脳)が「計算全般」を担当するのに対して、GPUは「映像の描画や処理」に特化しています。
- CPU:監督(頭脳)
- GPU:映像を描く美術スタッフ
ゲーム・動画編集・AI開発など、グラフィック処理が重くなればなるほどGPUの存在感は増しています。
2. GPUとCPUの違いをわかりやすく
「CPUがあれば十分では?」と思う方も多いでしょう。実際、文書作成やネット閲覧程度であればCPU内蔵のグラフィック機能で十分です。
しかし次の用途では専用GPU(グラボ)が必要です。
- 3Dゲーム(高フレームレートで滑らかな描画)
- 動画編集(4K以上やエフェクト多用時)
- 3DCG・CAD設計(複雑なレンダリング処理)
- AI・機械学習(膨大な並列計算)
CPUは1つの処理を順番にこなすのに対し、GPUは数千〜数万の処理を並列でこなせるため映像やAIに強いのです。
3. GPUの種類:内蔵GPUと外付けGPU
- 内蔵GPU(オンボード):CPUやマザーボードに統合。オフィス作業・動画視聴向き。
- 外付けGPU(グラボ):拡張カードで搭載。ゲーム・動画編集・AI向き。
中古パソコンを選ぶ際は「グラボ搭載かどうか」が大きな分岐点です。
4. GPUを搭載するメリット
- 動画編集が高速化:Premiere ProやDaVinci Resolveでエフェクト処理や書き出しが速い。
- ゲーム映像が美麗に:4KやVRゲームはGPU必須。RTXシリーズなら光や影もリアル。
- AI・機械学習に必須:画像生成AIなどを快適に動かすにはGPUが不可欠。
5. GPUのデメリット
- 消費電力が大きく、電源不足だと不安定に
- 発熱が多く、ファンがうるさい場合がある
- 高性能モデルは価格が高額(最新ハイエンドは数十万円)
中古PC選びでも「電源容量」「冷却構造」は要チェックです。
6. GPU選びで見るべきポイント
- VRAM容量:最低4GB、動画編集なら8GB以上
- クロック数/コア数:高いほど処理性能UP
- 出力端子:HDMI/DisplayPortに対応しているか
- サイズ/電源:ケースに入るか、補助電源が必要か
例:RTX 3060 Ti → RTX(シリーズ)/ 30(世代)/ 60(性能ランク)/ Ti(上位版)
7. NVIDIAとAMDの違い
- NVIDIA:GeForce RTX/GTX。ゲーマーや動画編集者に人気、AI機能も豊富。
- AMD:Radeon。コスパが良くマルチスレッド性能が高い。
迷ったらNVIDIAを選んでおけば安心と言われるほどシェアは優勢です。
8. 目的別おすすめスペック
- ライト動画編集/初心者:GTX1650 / RTX3050、VRAM 4GB〜
- YouTube編集/ゲーマー層:RTX3060 / 3060Ti、VRAM 8GB〜
- プロ動画編集・3DCG・AI:RTX3080 / 4080以上、VRAM16GB〜
9. 中古パソコンでGPUを見るときの注意点
- 古すぎるGPUは最新ソフト非対応(GTX900以前など)
- VRAM不足だと編集・ゲームがカクつく
- 出力端子が古いと4Kモニター非対応
- 保証がないと故障リスクが高い
👉 特に「HDD+旧世代GPU」の組み合わせは避けるべきです。
10. よくある質問(FAQ)
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Q1. GPUの確認方法は?
→ Windowsで「dxdiag」を実行し、DirectX診断ツールの「ディスプレイ」タブで確認。 -
Q2. ノートPCでもGPUは使える?
→ ゲーミング/クリエイター向けノートなら専用GPUあり。ただし換装不可。 -
Q3. GPUがないと動画編集はできない?
→ 簡単なカット・字幕入れなら内蔵GPUでも可能。ただしエフェクトや4Kは厳しい。